デジタルハブ

 Appleのコンセプトですが、ようやく体験できて「いいかも?」なんて思った。

 ディジカメIXY DIGITALの画像を、今までメモレックスのCFカードリーダーを使ってMacに取り込んでたんだけど、いつまで経ってもMacOS Xに対応しないし、WEB見ててもやる気なさそうなんで(笑)、どうしようかなと思っていたら、MacOS Xの最新版10.1.1でついにOSがCanonのディジカメに対応したという記事を見てしまい、気が付いたらヨドバシ.comでポチっと接続キットを買ってました(笑)。

 今日届いたので早速試した。使うのは接続ケーブルのみで、ソフトはいっさいインストールしなくてOK。まずMacとケーブルをつないだ後、IXYの電源を入れて、ケーブルをつなぐとあら不思議、ImageCaptureが自動的に起動して取り込みのダイアログが。保存先をデフォルトにして、画像はカスタムにすると、IXYのCFに保存された画像が一覧で表示されて、選択して実行すればコピー完了。プレビューもその場で付く(Xネイティブだとこれがものすごく速い)。設定次第ではコピー時にICCプロファイルを付けたり、CF内のデータを消去したり、いきなりWeb作成をしたりすることが出来る。スゲー感激。やっと、「デジタルハブ」の意味が分かった。

 iPodもそうなんだけど、いいね、このコンセプト。素晴らしいユーザー体験だわこれ。ドライバがとかバイオスがとか、どーでもいいこと考えなくていいからね!Windowsが初心者向けOSであるならば、ドライバとかバイオスだとかDLLだとかを意識させないようなデザインをしなきゃ!

(2001.11.20)

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